心理テスト

大学院に入って先ず勉強することの一つに心理テストがある。

テストには、一般の人も知っているものからほとんど専門にしか知られていないものまでさまざまであるが、

勉強するには、最初に自分たちが授業の中で実際に検査者と被検者になって練習する。

知能テストから始まって、数字を順に足していくクレぺりン検査、交流分析や、YG性格検査、MMPI、PFスタディ、

SCT、TAT、ロールシャッハ、ベンダーテスト・・・。

やっていると、結構面白いものがある。初め頃にやったもので、バウムテストというのがある。

白い紙と鉛筆1本を用意して、「実のなる木を1本描いてください」とだけ言って、木を描いてもらうテストだ。

大きな木を描く人、小さな木を描く人、やたら飾りたてる人、根を描いたり、地面から離れていたり、紙の上の方に描

く人、横の方に描く人、葉っぱばかりの木、花が咲いていたり、枯れ木であったり、切り株を描く人、腐った木や横に

転がっている木を描く人もいる。

描かれた木はその人の状況を映し出すといわれている。

実は私はこのテストをするのは初めてではなかった。以前、カウンセリングスクールに通っていた時に描いたことが

あった。その時は、大きな木を描いてしかも、上の方が描ききれず、木がはみ出しているようになった。

その時の先生の解釈を聴いて非常に驚いたことを覚えている。

若い人、特に高校生くらいの人はよくこんな木を描くそうだ。将来がまだまだ、大きく、紙の中に描ききれない状態

だそうで、中年を過ぎた人はなかなかこういう木は描かないと言って笑われた。

私はただ、庭の高い木を思い出して描いたらそうなっただけなのにと、ちょっと恥ずかしい思いをしたものだ。

その時のことが思い出されたので、あんな木は描くまいぞ、と意識して普通に平凡な木を描いてその場を終わらせ

た。

やはり、テレビや週刊誌などの心理テストは楽しむために作ってあるが、心理学で使うものは信頼性はかなり高い

ので、怖いなと思った。

注意点として、どんなテストでも身近な人にはしてはいけないとの教えがあった。

と同時に、自分自身への反省は、人生は自分が思っているほど長くはないことを、肝に銘じておかなければならな

いということだ。そういった思いをしていることは、将来を先を楽しんで生きていることは、楽しいけれど、少し偏った

見方であることを自覚せねばならないだろう。

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